ノエル・ティル先生
2020年がはじまりましたね。
今年もよろしくお願いいたします!
日本時間の元旦の朝に届いた悲しいお知らせ。
ノエル・ティル先生が逝去されました。
この日(12/31)はティル先生の83歳のお誕生日でした。
年末にティル先生のお具合が悪いらしいというお知らせがあり
気にかけていた中でのことでした。
ショックでしたし、今も実感がありません…。
石塚の連れ合いということで、ティル先生には本当によくしていただきました。
先生のお誕生日は12/31で実父の誕生日と同じだったりということもあり
言葉やふるまいの端々に父を彷彿させるものも感じたりして。
わたしがちょっと派手な服なぞ着ていると
「なんだそりゃ。お前はメキシコの国旗か?!」なんてまさかのツッコミをもらい
からかわれたこともあったな。
わたしがふくれると楽しそうにニヤリと笑ったティル先生。
知的でジェントルで寛大で時に頑固で。
そして途方もないサイキックな力をお持ちの方でした。
ティル先生が構築された心理占星術の世界。
知るほどにその奥深さが見えてきて唸るばかりです。
「星は何もしない」
その言葉のパワフルさに圧倒されます。
真実を語る言葉はいついかなるときもシンプルで力強い。
象徴は人を決め付けたり、型にはめたりするものではないということ。
アスペクトは固定するものではなく
変化するものだということ。
ティル先生の理論を基にホロスコープを見るとき
そこからさまざまなストーリーが浮かびあがってみえてくる。
ホロスコープを立体的に掴むこと。
ノエル・ティルの心理占星術に出会わなかったら
占星術にこれほどのめり込めなかったのではないか…とさえ思います。
地球での仕事を終え、ふるさとに戻られたティル先生。
おつかれさまでした。
そして本当にありがとうございました。
そしてまだ地上に残るわたしは
アストロロジャーの端くれとして、
この素晴らしいティル先生のメソッドを用いて、
ご縁ある方と真摯に向かいあい、これからも地道にセッションを重ねていこうと思います。