top of page
kei

3/13魚座新月「カオスの海から真の奉仕の精神をすくい上げるとき」

3/13 19:21 魚座にて太陽と月が重なり新月です。




10天体が西半球かつ120度圏内に集まっています。

ジョーンズのチャートタイプによると、この新月図はバンドル型(収束型)。

2月の新月図と同様です。


ひたむきな集中力、粘り強さが強調されていて実にパワフル。

東京で出したこちらの新月図においては、

太陽、月に加え、金星海王星が6ハウスという「奉仕、仕事、修行」の領域に集まっており、この辺りに意識が集中することがわかります。


日本全体で考えるならば

コロナの変異株が増えつつあり

防疫体制の強化などが考えられると思います。

太陽と月に対して冥王星がセクスタイルで結びついており

これは徹底的に集中して取り組む必要がありそうです。

半端なことをしているとせっかく築き上げたものが崩れてしまうかも。


水瓶座の土星に対して、現代の支配星である天王星がスクエア。

これまでの秩序、やり方と変革のエネルギーが混ざり合います。

このアスペクトは一年のテーマでもあります(イグザクトのスクエアは2月、6月、12月)

これまでのやり方にしがみついていると、ちょっとまずいんじゃないかと思います。

水瓶座というのは風のサインですが、不動のサインでもありますからね。

意外とこだわりすぎる…等、硬いところがあるわけです。

そこをぐりぐりと天王星ビームがえぐってくるわけですから、痛みを伴う改革ということになります。

変わるって、そう簡単なことではないですよね。

しかし今まさにそれをしないと人類の未来は危ういとさえ言える。

大げさなようですけど。


さて、社会というのは個人の集まりです。

個々のレベルで考えるなら、どんなことが考えられるでしょうか。


6ハウスステリウム。

魚座強調。

魚座の金星はイグザルテーションという高揚の状態にあり、

かつ魚座の支配星である海王星と重なりメタプラネット化しています。

ここに太陽月…なんかすごいことになっています(汗。


一方で太陽月は土星、天王星とそれぞれセミスクエアを形成。

変革を促す天王星と秩序を保とうとする土星と。

それぞれに挟まれてガリガリと磨かれているような新月です。


利益を見込んで…とかではなく

純粋に誰かのためになりたいという気持ち。

偽善…と揶揄するのではなく

今、この地上に生きる誰もが「真の奉仕とは何か」について見つめ直す時と言えそうです。

あるいは、自らの美意識や芸術性を活性化させることが

結果的に他者の助けに繋がって行くとも。

お互いに助け、助けられという関係に対して開くこと。


ごった煮のように

さまざまな思いや経験がぐつぐつと煮込まれている魚座という領域において、

「真の奉仕の精神」をすくい上げること。

そのプロセスこそが個性化のプロセスに結びついていきます。


心理的にカオスな状況になっているとしても

ごくナチュラルな流れに乗っているということです。

一杯悩んで、迷って、そうして選び取っていきましょう。

その体験を経て、思いはどんどん洗練され純化して行き

よりはっきりと自分らしさが見えてくると思います。


さて、スカイマップでは太陽月をぐりぐり刺激している

天王星に注目してみました。

天王星は海の怪物くじら座と牡羊座の間に在り、

痛いほどにくじらの視線を浴びているところ。

緊張度の高いエリアに天王星が位置しているということです。

今「変わる必要性」を誰もが感じているのではないでしょうか。

決定していたプラン、ルール、秩序、習わし等。

そのまま続けていくのはもう無理があるのは周知の事実。

さきほども書いたように、黄道の図においては天王星は土星とスクエアですから、

すでに決まっていて動かないように思われたことも変えるチャンス!と考えることもできます。


恒星パランでは、

カルミネートの領域でデネボラと月がパラン。

デネボラは獅子座の尻尾に位置する星で「異端」を示します。

鍵になるのは多様性。

いろいろなライフスタイルがあっていい。

オルタナティブな意識を持ち、独自に動く勇気を持つこと。



それでは今回はこのへんで。

心豊かな新月の日をお過ごしくださいますように。

May your newmoon in Pisces fill with peace and joy!

閲覧数:143回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comentarios


bottom of page