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執筆者の写真chandrakei

灯台屋さんにて「インドの光」読み会最終回でした!

ハッピーバレンタインデー! 今日は灯台屋さんにて「インドの光 聖ラーマクリシュナの生涯」を読む会の最終回でした。一年半かけて「バガヴァッド・ギーター」を読了し、その流れで読んだ本です。 笑いあり。 涙あり。 読み進めるうちに、この子どものように無邪気で純情な聖者の魅力にみんな参ってしまうのです。 シンプルな言葉で語られる驚くべき真理の数々…。 信者思いで有名だったラーマクリシュナは 叡智と溢れんばかりの愛情とを同時に持った真の解脱者。 かざりのない、しかし宇宙の深部から顕れるかのような珠玉の言葉に、どれだけハッとさせられたことでしょう。 田中かん玉さんの翻訳は、 あますことなくラーマクリシュナの魅力を伝えてくれています。 インドの哲学にご興味のある方におすすめです。

そして、本を読むだけではなく、読んだところについてみんなで語り合いました。

活発な議論の展開!すばらしかった!!

みなさんとのシェアにより、その場で共有する時間は何倍も豊かになったと思います。 「前進しなさい」-これもまた、ラーマクリシュナの口ぐせであった。ちょっと目が覚めたからといって、すべてがわかったなどと思うな。一度や二度の霊的体験で、これが最高の境地などと夢にも自惚れるな。宿場を目的地と錯覚して、いつまでも坐りこんでいてはいけない。常に学べ より高く上がれ。より前へ進め。 転んだからといって、がっかりするな。あきらめるな 谷底に落ちようと、密林に迷いこもうと、すべて神の掌の中である。

あの御方の名を呼べ。前進しようという気持ちー向上心を持っているかぎり、誰でも、必ず、目的地に到着できるのだ誰でも、そうなることに決まっているのだ。 「ただ一つのものがあるだけで、ほかには何も無いんだよ。 ”私”がある間は、かの至高至聖のブラフマンが根元造化力(アデヤシャクティ)というすがたで、創造したり維持したり破壊したりしているように見せかけて下さっているだけだ。一つが二つになっているのではない。不異だ。不二(アドヴァイタ)だ。」ラーマクリシュナ・パラマハンサ。

最終章はラーマクリシュナの一番弟子、 後のスワミ・ヴィヴェーカーナンダの足跡が綴られています。 彼はラーマクリシュナの教えを、世界中に発信した宗教哲学の巨人です。 シカゴで開かれた世界宗教会議では、その演説でセンセーショナルを巻き起こしました。

「自分を信じない者は無神論者だ。古い宗教は神を信じない者を無神論者とよぶ。新しい宗教は自分を信じない者を無神論者という。」 「失敗を気にするな。それは自然なことだ。失敗…それは人生の美だ。失敗のない人生などありえない。もがき苦しむことがなければ人生に意味はない。詩もなくなってしまうだろう。苦しみや間違いを気に病むな。(中略)千回でも理想を掲げよ。そしてもし千回失敗したら、さらにもう一度チャレンジせよ。」スワミ・ヴィヴェーカーナンダ バガヴァッド・ギーターをはじめとしたインドの思想や哲学、そしてこうした聖者の言葉に触れると、いかに日ごろ自分の視野が狭くなっているかがよくわかります。 一人で黙々と読むのも良いですが、 こうして毎月皆が集まり、読み会という形でシェアすることで、 気持ちをリセットすることができたように思います。 毎月集まってくださったみなさん、本当にありがとうございました。 そして居心地の良い場所を提供してくださった、 灯台屋さんオーナーまるおかさん、心より感謝申し上げます。 ナマステ☆

Thank you for everything !!

「まあ、ごらんよ、この世界のすばらしいこと! いろんな種類のものがあってー お月さま、お日さま、夜空をかざるたくさんの星座。さまざまな生きもの。大きいの。小さいの。善いの。悪いの。力の強いの。力の弱いの。 あの御方は一切所に偏在して、すべてのものの中にいらっしゃる。蟻んこの中にだってー。」ラーマクリシュナ・パラマハンサ お花、いただきました^^ありがとうございます! もうすぐ春ですね。

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