この秋から冬にかけて 実はちょっと心身のバランスを崩してしまっていました。 で、今回ダウンしてまたまた気づけたことがあります。 それは、今すっかり休止中のヨガブログでもさんざん言ってきたテーマ、 「呼吸」の大切さについてです。 鬱状態になっているときの呼吸の浅さ。 呼吸筋の過緊張…。 好転しつつあるときのデリケートな呼吸。 そして、ようやく自分の呼吸を取り戻したとき、 全身の細胞のすみずみにまで行き届く息の心地良さを。 今から7~8年くらい前には、カルチャーセンターさんや様々なスペースで積極的に呼吸法のレッスンをさせていただいたことがありました… でもね、今回改めて認識したのは いわゆる「〇〇呼吸法」というようなメソッド的なことではなく、 シンプルに「ただ呼吸を味わう」ことの重要性でした。 息というのは命の源泉に流れるものです。 わたしたちのセンター(軸)に流れているもの。 そこはプラスもマイナスもない完璧な中庸の場であると同時に 愛とインスピレーションに満ち満ちている場所。 そこは真の「わたし」に触れる入り口です。 頭の中のお喋りをやめること。 ただ目を閉じて呼吸に見つめているだけ。 無心に。 それだけで源泉に触れることができる。 余分なことがどんどん剥がれて行く。 大切なものだけが残り源泉に繋がることができる。 繋がる…つまりYOGA(つなげる、統合する)です。 ヨガってポージングをするというだけのことではありません。 あまりにもシンプルなので拍子抜けするかもしれません。 ただ、今この場で肩の力を抜いて座り 静かに目を閉じて、頭の中を空っぽにし、呼吸を見つめるだけ。 それだけです。 最初は3分でも良いでしょう。 スマホのタイマーを3分にセットして 呼吸を見つめる静かな時間を楽しんでみてください。 慣れてきたら5分、10分、15分…と伸ばしていくと良いですよ。 一日のうちの数分、数十分、 センターに戻すことができるだけで 流れは変わります。 断言しちゃうよもう。 お試しあれ~。 以下、チャンドラ・ケイの星の入門講座テキストより抜粋。 「…(略)ホロスコープを読むことは、この「意識的な呼吸」に似ています。無意識に意識の光を当てることで、エネルギーが動きだします。ホロスコープを見つめ、問題や課題を意識化することで、私たち自身もそして私たちの置かれた状況も変わるのです。」