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執筆者の写真chandrakei

バガヴァッド・ギーターのご感想をいただきました。その2

ギーター読み会を開催させていただいていた 灯台屋店主まるおかさんから、最終回のご感想をいただきました。 こちらでシェアさせていただきます。

最後の回で気がついたことです。 クリシュナは、ギーター全編をかけて アルジュナに使命を全うすることを教えたんだ。 ということは 逆に言えば自分の生を全うするには これだけの理を知ることが必要なのか。 そしてこの根底にあるものは愛だなあと感じました。 大きなものには愛がある。 そしてこの話はサンジャヤがドリタラーシュトラに語ったものだという仕掛けも分かる気がしました。 敵方という立場を忘れてしまう、真理なのだと思いました。 最後の回でも話されていましたが 今、世界では毎日争いがありますし 会ったこともない人にいわれなく殺されてしまう人もいれば 親に殺される子供もいれば。 そうしたことの被害者や周りの人になったら 私は加害者を強く憎むでしょうが 同時にそうした出来事はプラクリティの諸相で ただ起こっているだけなのだという視点も持っています。 以前はこれらを自分の中の矛盾と感じていましたが いやいや、世界で起こっていることをすべて矛盾なく受け止められるようになったら それこそクリシュナになってしまうだろうから 私は大きなものに身をゆだねながら諸相を移り変わることをちゃんとやろうかという 変な結論に行きつき、落ち着きました。 ちょっとまとまっていませんが 以上で終わります。 資料など、大変な労作だったと思います。 20回の長きにわたり本当にありがとうございました。 感謝を込めて まるおかよしこ まるおかさん、ありがとうございます。 以前はこれらを自分の中の矛盾と感じていましたが いやいや、世界で起こっていることをすべて矛盾なく受け止められるようになったら それこそクリシュナになってしまうだろうから 私は大きなものに身をゆだねながら諸相を移り変わることをちゃんとやろうかという 変な結論に行きつき、落ち着きました。 まさに。 ギーターはたしかにモクシャ・スートラ(解脱の書)ではありますが、 この現実世界に生きる誰にも通じる書なんですよね。 恐れの対象、抵抗の対象について考えること。 これまでと異なる視点を得ること。 それによって起こる変容。 「知る」ことは重要だと思います。 その上で「いまを生きる」こと。 あらゆるものとの繋がりを感じながら。 いえ、感じなくとも「なんとなくそんな心理があるのだなぁ」とほんわりしているだけでもいい。 自分と世界との関わり。 孤立ではなく、全体性を知ること。 それについての理解は、 占星術の理解、ホロスコープを読むという行為にも通じると思います。 そしてこの根底にあるものは愛だなあと感じました。 大きなものには愛がある。 根底にあるものは愛。 本当ですね…。 まるおかさんのご感想を読み、あらためて思いました…。 ありがとうございます! こちらこそ、たくさんの感謝を込めて。 さて、少々お休みをいただきますが、 ふたたび灯台屋さんにて、 9月より、毎月第二木曜日10時~12時、新しい題材で読み会をすることになりました。。 インドの聖人「ラーマ・クリシュナ・パラマハンサ」の生涯についての本を、

ふたたび会読方式で読んで行きたいと思います。 ラーマ・クリシュナのユーモアに満ちた子供のようにやんちゃな語り。 その語りはシンプルでありながら こちらのハートをわしづかみにするような強烈なインパクトを持っています。 神とは? 宇宙とは? 真理とは? 瞑想とは? そんなテーマにご興味のある方は秋からの読み会にどうぞご参加くださいね。 また近くなりましたら、告知します。

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