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UAC2018(United Astrology Conference)参加レポ ③(三日目)

【5/27(日):三日目】 一時間目:「The Astrology of the Big Killers-What are you most susceptible to and can you avoid it ?」Sue Tompkinsさん とてもリスペクトしている方です。 実はわたしの星の講座のテキストでも、スー先生の言葉を引用させていただいたりしている。 今回は医療占星術の講義。 医療占星術は初日のジェーン・リダー・パトリック先生以来。

アメリカの社会問題ともなっている心臓血管系の病気。

糖尿病。そして痴呆症。脳関連の病など。

85歳以上の約43%が痴呆症であるという現実。

この講義では、数年にわたるリサーチの結果、スー先生が発見したホロスコープ上に見られる強力な象徴について語られた。 スー先生はエヴィデンスをあげながら、また時折クスっと笑える映像などを見せながら、

ぐいぐいと受講生を引きつけてゆく。 なんだろう、何が起こっても動じないようなこの方の不動の安定感は。 ロジカルでクールでユーモラス。 みっちりみちみちの情報量だった…!

追記:英語で医療用語…というのはわたしにとってはかなりハイレベル。日本語で聞いてもわかんないよ!…という感じだったのだが、しつこくERを見ていたことがかなり助けになった!耳が覚えていてくれるのかー。耳慣らし大事だな!

二時間目:「Essentioals of Relationship Analysis」Michelle Gouldさん 私事だが中級講座で今度相性のテキストを書く予定にしており、そのために受講。

対人関係を考えるときの基本的なところを丁寧に解説してくれた講義。 ミッシェルさんの解説はとても勉強になった。 パワポで使用された画像もかわいい。

ただし、もやもや感も残った。 実は当初、別のレクチャーを受けようと思っていたのだが、「今後の仕事で使えるから」という安定路線に揺らぎ、こちらの講座を選びなおしたのだった。

もやもや感は、講義の内容によるものではなかった。

「本当にやりたい分野」ではなく「確実さ、安全さ」を選んだ自分自身に対する感情だろう。

これにより改めて思ったのは、 「せっかく自由に学べるチャンスなのだから、安定路線を選ばず、難しくとも自分の興味ある分野を突き進むべし!」ということ。 ここで軌道修正。 もう安定路線で不完全燃焼しないぞ。 軸を入れ直す。

三時間目:「Forcasting with Vibrational Astrology」Gesele Terryさん 運命の三時間目。 ハーモニックをベースとしたバイブレーショナル・アストロロジー。

バイブレーショナル・アストロロジーはデビッド・コクランさんがハーモニックをベースにして生み出したテクニック。 日本で学んでいたハーモニックとは、また違うものだ。 もちろん「ハーモニック」という概念自体は変わらないのだが、使い方が違うということ。 この宇宙は振動している。 わたしたちの意識のさまざまなレベルも振動している。 そのさまざまなレベルは、ひとつひとつ周波数を放っている。 無秩序に振動しているわけではなくて、そこにはある種のパターンが存在する。

まずそのパターンを見つけ、そこからさらに共振するパターンを見つけ出し、検証して行く…という手法だ。 バイブレーショナル・アストロロジーは、通常のセッションでは使えない、とジゼルさんは言う。

性格分析でもないし、未来予測でもないと。 何よりも、チャートの持ち主の抱えている問題を知っているということが前提。 その人はどんな動機を持っているのか。 それはどこから起こり、どんな風に「その時」と共振しているのか。 バイブレーショナル・アストロロジーではそれを分析し、エヴィデンスを積み重ねて行く。 何かが起こるとき。 その時、その瞬間の周波数とその人自身のある心のレベルが持つ「パターン」は共振する。 プログレッション、トランジット、ミッドポイントを用い、そこを炙り出してゆく。 三つのサンプルを用いて解説。

サイコセラピストであるジゼルさんの話は非常に説得力がある。 これは人と宇宙の共振を探る占星術。 インド哲学にももちろん通じるお話。

人はこの宇宙の中で、孤立した気持ちを持っているものだ。

だけれど、実はわたしたちの存在そのものが宇宙の法則だ。

その宇宙の法則の部分を、占星術的に考察しようというのが、このバイブレーショナル・アストロロジー…そんな風にわたしは解釈した。

あまりにもその内容が素晴らしく、わたしは今回のUACに参加してはじめて、感激のあまりレクチャー終了後ジゼルさんのもとにかけ寄ってしまった。もっと深くこのアストロロジーを学びたい。その気持ちはまるでマグマが地表に噴出するみたいに溢れ出してきた。

これには我ながら驚いた。 ジゼルさんはとても嬉しそうに笑顔を見せて、連絡先を教えてくれた。 日本に帰ったらさっそく検証して、その結果をご連絡することを約束した。 この講座には、なんとデビッド・コクランさんもいらして(しかも、後ろのほうの席で普通に受講生に混じってらした笑)、コクランさんのお話も聞けてしまってすごく贅沢な時間だった。 自分のこれからの方向性が定まった気がした。 惚れました…もうジゼルさんに夢中!

四時間目:「Quantum Astrology and The Partice/Wave Duality:Understanding how metaphysics impacts physics in chart readings」Rick Levineさん

昨日、空間をウッドストックに変えてしまったリック・レヴィーンさん。 彼はこの理論をずっと研究してこられ、なんと今回が初のプレゼンテーションになるという。

当然ながらはじまる前から長蛇の列。 あっという間に椅子はなくなり、扉を開け放って部屋の外に追加で椅子を並べることに。

世界的に有名な研究者のあの方やこの方のお顔も見える…。 量子論、はまりますね。

自分の場合は、かなり昔からはまっていた。 「空間は意識を持っている」という世界。 大興奮だったジゼルさんのテーマとも通じる波動、周波数の話がここでも。 粒子、そして波。 フィジカルとメタフィジカル。 シンクロニシティーと自然の魔法。 運命と自由意志。 斬新かつ独創的! おもしろいが、途中かなり難しい…専門用語がわからん??? 英語でレクチャーを受けているときって、 あるひとつの単語につまづくと、そこから先が全然理解不能になってしまうことがある。

だから分からない単語をあたりたいのだが、調べているうちに話がどんどん進んでしまう。 なので逐一パワポ画面を写真にとっていたのだが、

「メールをくれたらPDF送るので心配するな。」とのこと。

(※帰国後、メールをしたら本当に即効でPDFを送ってくださった!感謝。) 最後にレヴィーンさんは、クオンタム・アストロロジーの視点でどうホロスコープを読むか、どうクライアントに接するかという13のポイントを挙げた。 具体的なテクニックとかではなく、とても瞑想的な内容。 「見えないもの、神秘に接触せよ ー たとえ世の中のルールから外れるとしても、危険を侵してでも冒険的に進め!」 ふぉぉぉ…!熱い! こんな三日目。 新しい考え考え方や理論が大量に流れこんできて、アタマはパンパンになるも精神的には高揚し多幸感に酔いしれた一日だった。

四日目に続きます。

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