年明けからいろいろな事が起こった1月でした。
星の動きとしては
1/29には金星が順行に方向転換。
そして2/1は新月、2/4には水星が順行に方向転換。
つまり、新月時、水星のスピードはほぼ止まっています。
火星は引き続きアウトオブバウンズです(2/10まで)
2/1 14:45 水瓶座で新月です。
とても深い部分に刺激が入るタイミングです。
太陽月土星が重なり8ハウスに在籍。
太陽月土星は11ハウスの天王星とスクエア。
太陽月土星はさらにASCとクインカンクス。
MCには海王星がコンジャンクション。
子午線に海王星、地平線に金星…等々。
この頃、抑圧されたエネルギーが暴走するかのような
辛いニュースが多いですね。
コロナや自然災害、殺人事件等に埋もれがちではありますが、
大統領クラスの人達の失態の報道も続きました。
英国のジョンソン首相が緊急事態宣言下でパーティしていたのが発覚したり。
仏のマクロン大統領の「ワクチン未接種者をうんざりさせる!」発言が物議を醸したり。
米のバイデン大統領は、マイクがオフになっていると思って記者に「くそったれ」と悪態をついたら、その音が拾われちゃっていたり。
これらはとても象徴的なエピソードです。
「うっかり」とか
「つい〇〇しちゃって」というのは…
本音がポロっと露呈しちゃったということ。
それがさらけ出されたということです。
コロナ禍によって世界は大きく変わりましたが
この状況下ではっきり見えてきたものの一つに、
社会的に影響力を持つ人たちの本音の暴露があります。
これまでは何とか体裁を保つことが出来ていたのかもしれませんが、
この状況下において、もはやそんな余裕は無くなりつつあるのでしょう。
ずっと長いこと水面下に隠しておいた本音。
隠蔽していたあれやこれや。
そうしたものたちがこぞって顕在化しています。
これは、私たち一人ひとりの
心のレベルにおいても言えることです。
まさに冥王星的。
現在冥王星はじりじりと山羊座の終わりの方を進行中。
水瓶座時代!などと言いますが、
本当の意味で水瓶座時代が始まるのは
2023年に冥王星が水瓶座入りする頃になるのだと思います。
今、冥王星は山羊座のもっとも灰汁の濃いあたりにあり、
ちょっとドロドロっとした灰汁を出し切らないと水瓶座時代に入れないわけです。
(今年、私たちは驚くようなこの世界の裏側と対面するかもしれませんね。)
この新月、
冥王星のエネルギーが強調されています。
心の深い部分から…灰汁がね、どんどん出てくると思います。
それは、正直なところあまり快適とは言えない体験かも。
本当に透明になるために
もっと自分らしく在るために、
このプロセスが必要なのでしょう。
内在する灰汁の存在を認めて、何とか対処する必要がありそうです。
日常のさまざまな出来事に刺激され
心の中でずっと握りしめていた「こだわり」に気づく人もいるでしょう。
意外な自分の頑固さを知り、愕然とする人もいるでしょう。
絶対こうでなきゃ、という思い込みや
無意識のうちに固めてしまった「幸せの定義」。
こうしたものたちの殻が壊れ、プライオリティーの変革が静かにはじまります。
これまで「譲れない」と思ってきたこと。
自分にとって一番大切だと思っていたこと。
その優先順位がガラリと様変わりするかもしれません。
たとえば、仕事ひと筋だった人がコロナをきっかけに家族と過ごす時間を優先するようになったり。
都会を離れて自然の美しい郊外で暮らすことを選んだり。
社会的ステイタスに何の価値も感じなくなったり。
実はこのような変革は、心の深いレベルから来ているもので
それこそ人生の進路を大きく変える力を持っています。
生き方が様変わりする人もいるでしょう。
これまで微動だにしなかった「何か」が
心の中でギギギーッと音を立てて動き出します。
重たい扉が開きかけます。
その扉をさらに開く人もいれば
再び閉じてしまう人もいるでしょう。
どちらを選ぶも人それぞれです。
ただし、今回閉じる方を選んだ場合、
10月頃に再び開けざるを得なくなると思います。
その時は今よりもさらにしんどくなるかも。
一人一人の心のレベルにおいても
社会、世界においても
これまで大切にしていたものに価値を見出せなくなり
それぞれが真の豊かさについて考え
新たな価値を選択して行くことになる…
より幸せに充足して生きるために。
それでは今回はこのへんで。
月が日ごとに細くなり、闇に吸い込まれるデリケートな日々。
新月まであと数日ですが
心身ともに無理をせずに、どうぞゆったりお過ごし下さい。
May your Newmoon in Aquarius fill with peace and joy!
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