11/8 20:02 月食(牡牛座満月)です。
今回の月食は、月が天王星を隠す天王星食も伴っています。
月食(ノードを伴う満月)にピッタリの角度で天王星が合。
水星、金星も合です。
日食と同じく5ハウス、11ハウスでの月食。
東京で出したチャートでは、MCに海王星が重なります。
見えない部屋である12ハウスに逆行の火星があり、木星海王星とスクエア、冥王星とクインカンクス。
非常に強力な月食です。
月をこれまでに染みついたパターン、と考えるならば、そのパターンをこじ開けにかかってくるエネルギーが流れ込みます。
予期せぬ形の刺激としてそのエネルギーが顕在化するのかもしれません。
先月の日食からの半年間は、個人的にも世界的にも正念場と言える期間になると言えるでしょう。
これまでの「安心安全の型」に変化のエネルギーが注がれます。
感覚としては荒療治と言いますか、痛いヒリヒリする経験になりそうですが、それを経てひと皮もふた皮も剥けて垢ぬけるイメージ。
特に不動サイン(牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座)の16度近辺に天体やアングルをお持ちの方は、内的な揺さぶりをダイレクトに経験されるかもしれません。
もちろん上記の方ばかりではありません。
不動サインの16度近辺にたとえ天体やアングルが無くとも、誰もがホロスコープに不動サインをお持ちなのですから。
この月食は5-11ハウスでのインターセプトでの食となります。
5ハウス、11ハウスはエネルギーを動かすポンプ的作用を持つハウス。
自動運動のように動いていたポンプの働きを見直すタイミングです。
心の深いレベルにまで強力なエネルギーが流れ込み、月食からの半年間を経て、これまでとは異なる「ポンプの動かし方」を見出し、実践することになるでしょう。
…手厳しいことばかり書いてしまってすみません。
けれど、占星術を知っている私たちは、その先にどんなリズムがやって来るのかも知っていますよね。
約半年後、冥王星が水瓶座にイングレスし、火星はアウトオブバウンズを抜け、そしてビジュアル的にはトランジットの天王星はくじらとメデューサから挟み撃ちで凝視される緊張の領域を抜けて行きます(ビジュアルアストロロジー)。
半年先には、これまでのパターンを盲目的に繰り返すのではなく、個人もコミュニティも充足できる新しい方法を見出し、それに着手することになるのではないでしょうか。
天王星食を伴う月食。
来年の3月に冥王星が水瓶座にイングレスし、本格的に水瓶座時代が始まります。
天王星は水瓶座の支配星です。
水瓶座の申し子のようなアーティスト、オノ・ヨーコさんは
「アートはコミュニケートである」と語っています。
額縁に入れてただ飾るのではなく、アートと関わるそれぞれの人たちの感性により作品自体の意味づけが変わります。
天王星的なコミュニケートとは、それぞれの違いを尊重しつつ関わりあうことで、より豊かになるものなのではないでしょうか。
今、そのような在り方は残念ながら隠されており(天王星食)見えにくくなってしまっています。
けれど、必ず本当の天王星的なコミュニケーションがとれるように、私たちそれぞれが成熟できるときが来るはずです。
どんな状況であったとしても「希望を持ち続ける」ことの重要性も、この天王星食が教えてくれているのではないでしょうか。
刺激的な食のタイミング、身体も緊張しそうです。
肩のチカラを抜いて深呼吸をしたり
深い呼吸と共にぐーっと伸びをしてみたり。
あたたかいお風呂にゆったり浸かるのも良いですね。
身体がゆるむと心もゆるむ。
疲れたら休んで。
無理せずぼちぼち行きましょう(^^)
それでは今回はこのへんで。
ナマステ☆
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