海王星は現在魚座18度。
もうずっとこの度数で留まっているような状態でしたが
明日29日に順行に転じます(ステーション)。
ちょうど同じ度数(魚座18度)に海王星があったのは
今年の2月の終わりから3月にかけてでした。
ちょうどその辺りで海王星と木星のセクスタイルもできていました。
拡大天体がそろってアスペクトを組むあたり
海王星(ウィルス感染)×木星(拡大/増幅)をイメージしてしまいますね。
(今回も10月にこのアスペクトができていたのは興味深い)
天体が方向転換するタイミングは非常に重要です。
占星家のレイ・グラッセさんは
「ステーション(方向転換するタイミング)の天体は、時代に足跡をつける」と語っていますが、
まさに海王星が今の時代にそのエネルギーを刻印するというわけです。
海王星は境界線を溶かしどこまでも広がってゆくチカラを象徴します。
イマジネーション
芸術性
音楽
幻想夢想
スピリチュアリティ…
宇宙のギフトを創造性に繋げるチカラ。
不安
妄想
忘我
酩酊
ウィルス
感染
すべてを曖昧にし不安を増幅するチカラ。
未だに正体を明確につかめていないウィルスが
国境という境界を越え、全世界に拡大している様。
しかも今海王星は魚座というホームに戻っており
非常にパワーアップした状態になってもいます。
さかのぼれば、
1/13 土星冥王星コンジャンクションを筆頭に
2/21 木星海王星セクスタイル
4/5 木星冥王星コンジャンクション
6/30 木星冥王星コンジャンクション
10/4 冥王星ステーション
10/12 木星海王星セクスタイル
11/13 木星冥王星コンジャンクション
…ときた上で
11/29 海王星ステーション
となるわけですね。
その上で、
12/22 木星土星グレートコンジャンクション
12/23 火星冥王星スクエア
に繋がっていくわけです。
「海王星ステーション」だけで感染拡大となるのではなく
このような下地があった上で事が起こるということ。
点だけを見てストーリーを掴むのは難しいでしょう。
一方で「ワクチン」も海王星の象徴と考えることができます。
または有効な抗ウイルス薬が開発される可能性があるかもしれません。
「感染拡大」も「ワクチン/薬」も海王星という同じ象徴で語られるあたり、占星術の曖昧さがお分かりいただけるのではないでしょうか。
さて、海王星は動きが遅いですから
順行したとはいえ、しばらくこの度数から離れません。
年明け1/23頃までは魚座18度をのろのろ進みます。
きしくも米新大統領が就任するタイミングと重なりますが。
この辺りまでは先の見えない状況が続くかもしれませんが
個人的には、春頃には明るい兆しが見えてくるのでは…と予測しています。
11/29に海王星ステーション。
そして翌日30日は双子座月蝕です。
これもまた海王星が強調されているんですよねぇ…(;'∀')
それについてはまた後日。
それではみなさま、アスタマニヤーナ☆
チャンドラ・ケイ
コメント