11/1 夜9時46分頃、蠍座で新月です。
いやはや…なんとも凄い新月図…！
今の時期を象徴するようなトランスサタニアン（天王星、海王星、冥王星）による小三角をベースに…火星、水星が加わり派手なフォーメーションが出来上がっております。
なんとも美しい…！
でも、そんなのん気なこと言っていられないかな(;'∀')
・水のグランドトラインに冥王星が加わりカイト。
・天王星冥王星火星水星とでミスティックレクタングル。
・あと一歩でグランドセクスタイル（乙女座25度～29度あたりに天体があればグランドセクスタイル！）
このド派手なフォーメーションとは別に、蠍座9度で重なる太陽と月は土星とトライン。
金星と木星のオポジションもあり。
この新月図からは二つの大きなテーマが見えてきます。
ひとつは心理的な立ち位置の明確化。
もうひとつは変革を促す時代の大きなうねりの存在です。
時代のうねりとは地球で暮らす誰もが共有するもの。
それぞれの意志や願望…何もかもをひっくるめて、大きく渦巻くうねりのようなものです。
一方で、そのような流れの中にあるからこそ見えてくる本心がある。
揉まれ、磨かれて結晶が輝くイメージ。
「わたしはここ」
強く主張するわけでもなく、誰かに説明する必要があるわけでもない。
「わたしはここ」ということを、自分の中に静かに落とし込むことが出来るでしょう。
「ここ！」という明確な形ではなく、より獏とした感覚になるのかもしれません。
ですが、なんとなくでも自分の立ち位置が掴めていると…
それはあらゆる選択に影響することになるはずです。
選び取るものが変わるということは、その後の在り方も変わるということ。
なんとなくでも立ち位置が見えてくると…
無意味なジャッジをする必要もなくなります。
ごく自然に自身を肯定することができますし、他者を尊重することもできるようになる。
そこからは肩のチカラを抜いて、よりリラックスして生きることが出来るのでは。
そういう意味で、この新月から次の新月までの期間は、誰にとっても今後の方向性にも影響をもたらす重要な節目になると言えます。
11/3はイグザクトで火星と冥王星がオポジション。
11/4は火星が獅子座にイングレス。
11/15は土星がステーション（順行へ）
11/20はいよいよ冥王星が最終的に水瓶座にイングレス。
空模様は実にパワフルです。
ちなみに11/5はアメリカの大統領選です。
新月の影響がダイレクトに響くでしょう。
アメリカ大統領選は米国だけではなく、全世界に大きく影響を及ぼすもの…日本で暮らす私たちにも大きく影響します。
（ちなみにカマラ・ハリス氏とトランプ氏の出生図を見直してみましたが、いずれも乙女座25度～29度あたりには天体はありませんでした）
時代の流れは改革に向かっています。
問題が起こっても原因を明確にせず、時の流れに身を任せていつの間にかなかったことにする…
そんな日本的な風潮はこの新月図にも現れていますが、そこに切り込んでいくべきタイミングです。
文化においても経済においても福祉においても…
いろいろな面で新しい風を取り入れて行くべきときなのです。
ド派手なフォーメーションを構成する一角を担う火星と冥王星のオポジション。
新月時点でもタイトに絡んでいますが、新月の二日後11/3にはイグザクトでオポジションとなります。
日本（東京で出した新月図）の場合、これが地平線に重なります。
利権やしがらみ云々は脇におき、本気出して全身全霊で取り組まなければ改革はなされないのでは。
言い変えるならば、本気で取り組めば目覚ましい躍進が出来るということです。
しかし、このいくつもの複合アスペクトを見ていると…
いかに儲かるか等の利権に執着しまくっている人は、淘汰される流れになるのでは…とも思えます。
前述に「心理的な立ち位置を明確に」としましたが、
つまりは深層に秘めていた本当の願望が見えてくるということです。
建前がはがれ落ち、もしかしたらドロッとしているかもしれない本心が露呈されるというか。
そこをちゃんと認めて、自分のものとして落とし込むことが出来るのかどうかが鍵になるでしょう。
それでは今回はこのへんで。
どうぞ佳き新月の日をお過ごしください。
May your Newmoon in Scorpio with peace and joy!
ナマステ☆
チャンドラケイ
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