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執筆者の写真chandrakei

10/3 天秤座新月+日食「ここからの半年間はふんばりどころだよ」

10/3 午前3:48頃 天秤座にて太陽と月が重なり新月です。

ノード上で起こる新月…皆既日食ということになります。

月食読みにも記載しましたが、日食は約半年に一度起こる天体現象です。

通常の新月が一ヶ月間を象徴するのに比較して、日食は約半年間を象徴する影響力を持つ…と考えます。



東京で出した日食図。

ノード上での太陽、月、水星のトリプルコンジャンクション(2ハウス)。

火星、金星、土星とで水のグランドトライン。

柔軟サインのアングル。

MCに水星土星がアスペクト。

太陽月水星と天王星とのタイトなセスキコードレート…等々。


先月の月食、秋分、そして今回の日食と、天体の顔ぶれは異なるもののグランドトライン(三つの天体で正三角形を形成)続きです。

ただし、トランスサタニアン(天王星海王星冥王星)による小三角は健在です。

時代の流れとしては、変革のうねりが起こっている真っ最中。

「変革」が重低音のように鳴り響いている状態ですが、それとは対象的に保守的な動きを死守しようとする勢力もまた強いのです。


折しも、10/27の衆議院の解散総選挙が決まったところですが、

この図を見る限り、画期的な大変革が起こるという印象はほとんどありません。

水のグランドトラインは、表向き無くなったはずの派閥が根深く残っていることを表しているのかもしれません。

現在の政治的な動きという視点からチャートを眺めていると、義理と人情、関係性のしがらみ、忖度…そんな匂いがぷんぷんしてきます。


マンデン占星術では、MCは与党という見方をしたりします。

野党(IC)の象徴木星がMCにゆるく触れており…これは批判するというよりも、与党に丸め込まれるようにも見え。

政治家や背後にいる官僚の中には、変えられてしまっては困る人が沢山いる…というわけですね。


太陽、月、水星の三つの天体の塊に対して、天王星がタイトなセスキコードレート(135度、ハーモ8)を形成しているのも実に象徴的。

硬い岩と岩をごりごりすり合わせているかのようなヘビーな摩擦を彷彿とさせます。

ふんばりどころですねぇ…。

ここで切り込めるか。

もしくは旧体制に取り込まれるか。

今後半年間、注視して行きましょう。


おっと。

こんな風に書いてしまうと警戒される方がいらっしゃるかもですね。

上記はあくまでも政治的な視点からの食図読みですので、それを個人の生活にそのまま当てはめることはしなくて大丈夫です。

決して悪くない配置なので誤解しないでくださいね。


個人レベルにおいては、心の伴ったコミュニケーションが深まるときです。。

普段はなかなか言葉に出来ないけれど相手を確かに思う気持ちがある。

思いやりや優しさに満ちたそんな思いが伝わりますし、また相手からの思いを受け止めることも出来るでしょう。

心の交流でほっこりするだけではなく、ピンチのときに無条件で助けあえるような…そんな関係を育むことも出来るのでは。


豊かな情緒性に満ちた素敵なタイミングではあるのですが、

その関係性にずぶずぶになってしまうと共依存関係になることも。

どんなに親密な関係性だとしても、何が自分のタスクで何が相手のタスクなのかを見極める必要はあり。

その辺りの線引きを意識的に行えると良いですね。


また、予想外のハプニングが起こっている…という方、もうひとふんばりです!

種を植えるために硬い土壌を掘り起こす必要があるように、今は未来の種を植えるために土壌をふかふかに耕しているタイミング。

まわり道をしているように感じたとしても、焦る必要なし。

どーんと構えて自分のできることを丁寧にこなして行かれてください。

この先に振り返り「あのとき(つまり今)のふんばりがあったから今があるんだな」と納得できる流れになると思います。


それでは今回はこのへんで。

どうぞ佳き日食の日をお過ごしください。

May your Solar Eclipse in Libra with peace and joy !


ナマステ☆

チャンドラケイ



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